冬よりやっかい?子どもがかかりやすい夏風邪の予防と対策

「風邪は冬のもの」と思われがちですが、実は夏にも子どもがかかりやすい「夏風邪」があるのをご存じですか?
しかも夏風邪は、高熱が長引いたり、感染力が強かったりと、冬の風邪以上にやっかいなことも。
夏風邪の代表的な症状や原因、家庭でできる予防・対策のポイントをわかりやすくご紹介します。

子どもがかかりやすい「夏風邪」とは?

夏風邪の多くは、ウイルスが原因。以下のようなものがよく知られています。どれもウイルス性のため、抗生剤は効かず自然治癒を待つしかないことがほとんど。
そのため、感染予防と早めのケアがとても大切です。

・手足口病
 手のひら・足の裏・口の中に小さな発疹や水ぶくれが出ます。口の中が痛くて食べづらくなることも。

・ヘルパンギーナ
 突然の高熱と、のどの奥にできる小さな水疱が特徴。特に1〜5歳に多く見られます。

・プール熱(咽頭結膜熱)
 のどの痛み・目の充血・高熱がセットで出ることが多く、学校や保育園での流行にも注意が必要です。

夏風邪の予防ポイント

夏風邪のウイルスは、手を介して感染するものが多いため、基本は手洗い&うがいです。とくに外から帰ったあとは、念入りに。
加えて、以下のような対策を心がけましょう。

・タオルやコップの共用を避ける
 家族間でも感染が広がりやすいため、アイテムの共有は控えましょう。

・体力・免疫力を落とさない生活リズムを
 寝不足や冷たい物の摂りすぎで、免疫力が下がると感染しやすくなります。

・冷房の効かせすぎに注意
 室内外の温度差が激しいと、体に負担がかかります。設定温度は27〜28℃が目安。

・プールや水遊び後はしっかりシャワーで洗い流す
 ウイルスがついたまま放置しないよう、肌を清潔に保つことも重要です。

かかってしまったらどうする?

まずは無理をさせず、しっかり休ませることが基本です。
高熱が出た場合は、こまめに水分補給をし、脱水に気をつけましょう。また、発疹や目の充血、口の中の異変などが見られた場合は、早めに小児科を受診しましょう。
食欲がないときは、以下のようなものがおススメです。

・冷たくて食べやすいゼリーやアイス
・おかゆ・うどんなど消化のよい食事
・スポーツドリンクや経口補水液(OS-1など)で水分・塩分補給

まとめ

夏風邪は、思わぬタイミングで高熱やつらい症状が出ることも多く、家庭でも大変な時期。でも、正しい知識と日ごろの予防で、重症化や感染拡大を防ぐことができます。
子どもたちが元気に夏を楽しめるよう、大人が気を付けてあげましょう。

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