イヤイヤ期の乗り越え方、プロはこうする!

「いや!」「ちがう!」「自分でやるの!」
毎日のように聞こえてくる“イヤイヤ”の嵐…。
この時期は、1歳半〜3歳ごろにあらわれる「自我の芽生え」の大切なサインです。

大変だけれど、この時期の関わり方次第で、子どもの自己肯定感や信頼関係がしっかり育ちます。
ここでは、子どもと日々向き合っている人たちが実践している、イヤイヤ期との上手な付き合い方をご紹介します。

1.否定せず、まずは気持ちを受け止める

子どもが「イヤ!」と叫んだとき、つい「ダメでしょ!」と反応してしまいがちですよね。
でもまずは、その気持ちをまるごと受け止めてあげるのが第一歩。
◇たとえば:
●「お片づけイヤ!」 → 「まだ楽しんでいる途中だったんだね」
※気持ちを代弁してあげるだけで、「わかってもらえた」と安心して落ち着く子が多いです。

2.「選ばせる」自分で決めた感を

イヤイヤの裏には「自分で決めたい!」という強い気持ちがあります。
そこで、小さな選択肢を用意してあげるのがコツ。
◇たとえば:
●「靴はくよ!」→「赤い靴にする?青い靴にする?」
●「お風呂入らない!」→「先にお湯に入る?それとも髪から洗う?」
※“選んだのは自分”という実感が、行動への納得感につながります。

3.スムーズに誘導する声かけ術

命令口調や「早く!」は逆効果になることも!
子どもが楽しく受け取れるような言い回しを意識しましょう。
◇たとえば:
●「早く片づけて!」→「おもちゃが『おうちに帰りたいよ〜』って言っているよ」
※“遊び”に変えたり、“友だち”として話しかけたりする工夫が効果的です。

4.気分転換になる「遊び」での切り替え

気持ちがこじれてきたら、思いきって気分を切り替えるのも手。
たとえば:
●「だれが一番に着替えられるかな?競争しよう!」
●「エレベーターごっこで階段のぼろう!」
※遊びながら動けると、自然と“イヤ”の気持ちもやわらぎます。

5.親が落ち着くことがいちばんの近道

子どもが泣いて叫んでも、まずは大人が深呼吸。
焦って言い聞かせようとしても、伝わらないことが多いです。

イライラしてしまったら、「今日はうまくいかなかったな」と認めるだけでも十分。
子どもも親も、少しずつ成長中。完璧じゃなくて大丈夫です。

イヤイヤ期は“がんばって自分を伝える時期”

「できるようになりたい」「自分でやりたい」そんな前向きな気持ちが詰まった時期。
上手に付き合うには、“気持ちを受け止めて、無理に押さえつけない”ことが鍵です。
戸惑うこともあるけれど、この時期をゆるやかに乗り越えていけたら、親子の絆はもっと深まります。

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