ベビーシッターが見た「自立心が育つ家庭の特徴」
- 2026/1/10
- 子育て豆知識

子どもが自分のことを少しずつ自分でやろうとする姿は、親にとってもうれしく、ちょっと誇らしい瞬間ですよね。
でも、「どうしたら自立心って育つの?」「手伝いすぎていないかな?」と、関わり方に迷う場面も多いはず。
自立心は、特別なトレーニングではなく、日々の生活の中の小さな体験の積み重ねと、安心できる環境の中で少しずつ育っていくものです。
ここでは、日常の中で大人ができる関わりや環境づくりのポイントを紹介します。
1.小さな「できた!」体験が自信の種に
子どもは、ほんの些細な「できた!」の積み重ねでどんどん自信をつけていきます。
服を着られた、おもちゃを自分で片付けられた…その一つひとつが、「やってみよう」「自分にもできるかも」と思えるきっかけになります。
◆声かけの例:
●「ひとりではけたね!すごいね!」
●「全部じゃなくて、ここまで自分でできたね!」
【ポイント】
●結果より”できたプロセス”を認めてあげることが大事。
●成功だけでなく、「挑戦したこと」自体をたくさん褒めてあげましょう。
2.自分で選ぶ経験が増えると主体性が育つ
「どっちにする?」と聞かれる経験が増えると、子どもは「自分で考える」ことが自然と身につきます。
主体性は、誰かに言われたことをこなすだけでは育ちません。自分の意志で決めることで、”自分でやってみよう”という気持ちが生まれます。
◆声かけの例:
●「今日の靴は赤と青、どっちにする?」
●「おやつはバナナとりんご、どっちが食べたい?」
【ポイント】
●小さな選択肢でも「選んだ経験」は子どもの力になります。
●「自分で決めたこと」を大人が尊重してあげることが、自己肯定感にもつながります。
3.失敗しても受け止めてもらえる環境が安心感につながる
失敗してときに、「大丈夫だよ」「やってみてえらかったね」と言ってもらえる経験は、挑戦への安心感を育みます。
失敗=ダメではなく、「失敗しても自分は大切にされている」と感じることが、自立心の土台になる”自己信頼”につながります。
◆声かけの例:
●「こぼれちゃったけど、自分でやろうとした気持ちがうれしいよ」
●「間違ってもいいよ。次は一緒にやってみようか」
【ポイント】
●失敗を叱られる経験が重なると、「やらない方がいい」と思ってしまうことも。
●できなかったときこそ、安心できる言葉で受け止めてあげましょう。
4.手伝いながら徐々にできることを増やすプロセスが大切
最初から”全部自分で”は難しいからこそ、最初は一緒にやって、少しずつ任せていく関わりが効果的です。
「見守ってもらっている」「信じてもらっている」と感じられることで、挑戦する気持ちも育っていきます。
◆声かけの例:
●「最初はママと一緒にやってみようか」
●「次はここまで、○○ちゃんがやってみる?」
【ポイント】
●子どもの”今のちょうど”に合わせてサポートを。
●できたからすぐ次に進まず、「できた喜び」を一緒に味わう時間も大切です。
5.自分のペースを尊重してあげることも重要
同じ年齢でも、できることや進み方は一人ひとり違います。
「早くしなさい!」と急がすよりも、子どものペースに合わせて待ったり、タイミングを見て声をかけたりすることで、自立への意欲が育ちやすくなります。
◆声かけの例:
●「○○ちゃんのペースで大丈夫だよ」
●「ゆっくりでいいよ。ママ、待っているからね」
【ポイント】
●比べず、焦らず、「その子らしさ」を大切にする関わりが、自立心の芽をのばします。
●”待つこと”も、大人にできるサポートの一つです。
毎日の経験と見守りが、子どもを少しずつ強くする
子どもの自立は、日々の暮らしの中で少しずつ育っていくものです。
「できた!」という経験と、それを温かく見守り、失敗も受け止めてもらえる環境が、子どもの心を大きく成長させます。
焦らず、比べず、子どものペースに寄り添いながら、自分の力を信じられる子どもに育てていきましょう。
























